階段の改修工事を手掛けたのは、平成24年・大震災の次の年。大変な被害でしたから、大学も改修工事が追いついていないのが現状でした。階段は地震でヒビが入ったり剥がれたりしたところがそのままでしたり、元々の場所も日当たりが悪く雪が凍って滑りやすいのも難点でした。
せっかく直すのだから、歩きやすい階段にしよう…という事で施工が進んでいきました。仕上がりは道路とそっくり、段差がほとんどない幅広い階段に仕上がりました。車道と歩道を分ける意味合いで、スロープではなく階段に仕上がっています。

タイル張りの階段が冬に凍り危険だという事と震災でであちらこちらヒビが入ったため階段の改修工事に伴う造園工事になります。

既存の石積みと違う石で石積みしましたが違和感無く仕上がりました。



緩やかな段差の歩きやすい階段になりました。



花壇に植えられていた低木を移植します。

高木も移植しまた使用します。

植栽場所が出来るまで仮植して待ちます。

階段の土留めを兼ね石積みをするため石を運搬してきました。

既存の石積みに繋ぎ石積みを進めていきます。また、解体工事も同時に進んでいるので、他業者との取り合いも色々あり大変です。

石積みも順調に進みあと少しで終わりです。

石積みが完成しました。これから盛土し植栽をして行きます。

仮植えしていた高木を階段の段差に合わせて植えていきます。

階段の土台が出来てきましたので、法面を作り中木を先に植えていきます。

法面に低木を植える前に板で土留めをし、見えないように低木を植えていきます。板はいずれ低木が根を張るころには腐りますが、 それまでは頑張ってもらいます。

最後に玉リュウ等の地被類を植え付けていきます。

階段の蹴上部分は滑り止めと装飾を兼ねて砂利の洗い出しをしていきます。

遅延剤を塗布し一晩養生をした後 洗い出しをしていきます。

完成しました。
