東北福祉大学・ステーションキャンパスにおきまして、新しく駅が創設されるにあたり通学路を拡張する……というお話からはじまり、道路を拡張し石積みで終わる予定だったとの事。ですが隣のお家の擁壁に石積みを繋げていく途中に「畑も作るから。」との鶴の一声があり、畑への通路も作ることになったという現場。通路も作りながら、草刈りも行い…法面も作りながら、植栽も行い…様々な工程を同時進行で進めて参ります。
繁りすぎていた木に関しては伐採・処分したのですが…チッパーという機械を用いてチップにし、法面の植栽と竹の間に入れるなどして、フィルター代わりに使用しております。また、丸太状にし階段として再利用するなど、環境へ配慮しながら施工を進めて参ります。‘自然との共存’という意識は、造園家ならではなのかもしれません。