過去当コラムでもご紹介致しました「畑石積み」。東日本大震災の翌年、代表が敷地の全面改修を思いつき10年間・毎年1月に改修を進めていく…その足がかりとなった施工の2期工事についてです。
丸太で仮に製作した階段を作り直し、ただ植栽を施していた法面を石積みにする…といった内容だったそう。着工前・完了時とでは、やはり法面の石積みで印象が大きく異なります。元々あった階段も蹴上高を低くし、段数を増やすことで緩やかな坂道のような階段に仕上げられたとの事。石積みはただ石積みを施しただけでなく、天端に植栽帯を作ることで石と木々とが調和をおりなしています。

元々上段に上る階段として木電柱を階段幅にカットし階段として使用していた法面です。

階段脇を石積をし階段を再利用して蹴上高を少し低くして段数を増やし上りやすくしました。

苗木のみを植えているのでまだまだボリュームはないですが今後が楽しみです。

ただ何となく植栽されている法面を石積みしメリハリをつけていきます。

石積みをセットアップし2段の植栽帯を作ったことで石積みに柔らかさを出しています。まだまだ樹木は細く小さいですが今後が楽しみです。

ただの法面であまりキレイでもない感じです。

まだまだ樹木が細いのでボリュームがないですが、これからが楽しみです。また奥の方には既存の滝があります。建物前には池の浄化槽が設置されています(既存)。

新芽が出て多少賑わいが出ています。

使いにくいただの法面です。

石積みを前に出したことで上部の土地が広くなり植栽帯がすっきりしました。

植栽の法面です。

石積みをしてすっきりまとまりました。左側には既存の滝があります。

法面の植栽を掘り取って行きます。

何もない法面になりました。

何もない法面になりました。

25tラフターを使用し建物越しに石を吊り積んで行きます。3期工事で浄化槽を上に設置するため パイプを敷設しています。

無線を使用して指示を出しながら クレーンと連携を取り積んで行きます。

段々進んできました。またクレーンのオペレーターからは全く見えない場所なのでキチンと指示を取っていかないと事故のもとになります。

今度は浄化槽からの排水パイプを設置して配管して埋めておきます。

ユンボが石積上に登り2段目を積み始めます。

石積の裏にパイプが来るように 立ち上げておきます。

25tクレーンの設置場所です。 建物の前で作業しています。

段々建物の近くになってきました。

1段目終了です。

2段目終了です。

石積み終了です。植栽がないと圧迫感があります。

たこで突き固めて敷石を並べていきます。

敷石をならべて階段を作っていきます。