以前こちらでもご紹介致しました、「ウェルコム北側石積み・北側西側植栽」の次に手掛けた現場です。元々⼤⼿ゼネコンへの⼀括発注から追加でご依頼を受けたもので、当初、建物⾃体がとてもすっきりとしていて現代的かつ優しげな雰囲気のある⼀⽅で、アプローチにつながる部分が何もなく殺⾵景な印象だったことを覚えています。施主様もそれを懸念されて、ʼウェルコムʼでの仕事の実績もあった事からお任せいただきました。
崩れ積みの中で⽯ハサミを採⽤し⽯と⽯の間に植栽をすることで、⽯積みや建物全体の印象が柔らかく、かつ華やかになります。⽯積みの良さを全⾯に出すには⽯積みだけで完結させる、という⼿段もありますが、どこまで⾃⾝が納得できるものに仕上がるかʼという点においては、⽯ハサミに取り組んで良かったと感じております。








新しいアスファルトですので、 傷や汚れなどつかないように 養生して作業を開始します。 ちなみにこの鉄板は1枚2tほどあります。

10tトラックで石を2台運搬 するとあっという間に運び終わります。

本来は4tユニックに1台ずつ 運搬しながら石積みをしていくのですが、 工期が短いためある程度運搬してから 石積みを始めます。

まず角石から積みはじめ 次に壁側の石積みを行います。

作業状況 本来は丁張や水糸を張るのですが、 崩れ積みなどは慣れてくると感覚で高さ等が 解ってくるように思われます。

直角のとれた角石はなかなかないので、 普段からストックしておかないと 急な現場では対応出来ないので、大変です。 また高さによりますが、奇数段で積むと バランスがいい感じに見えるようです。

大型クレーンを使用すると高さや重機など作業しやすく また資材等の搬入がある程度の距離内でできるため 効率的に作業が出来ます。


作業状況 今回は崩れ積みでも石ハサミという石の隙間に サツキなどの植栽を組合せた方法で積んであります。

石ハサミは単に隙間に植えるのですが、 わざと隙間を作らないと植えられず 意外にバランスが難しい手法です。






歩道と石積みの隙間に タマリュウを植えていきます。

高さが低くなってきましたので 4tユニックで作業を進めていきます。




本来ですと景石の方が先に設置するのですが、 予定より石積みが早く終わり 樹木が先に来てしまったので、 やれることを先にやります。 現場では、こうしたことが結構あります。

大型クレーンと景石が搬入され予定の場所に バランスを見ながら設置していきます。


大きな景石は何回も場所や角度、 傾きを確認して慎重に設置します。 後からとなるととても大変な作業になりますので、 失敗は許されません。

また木は成長しますが、 石は水や肥料をあげても大きくならないので、 最初は大きいかなと思うくらいの石を置くのも大事です。


樹木も成長し大きくなりました。

当初は大きかった石も違和感なくたたずんでいるように見えます。
