サクラとモミジの移植なのですが、東北福祉大学ステーションキャンパス建設予定地に植えてあったものを敷地外に移植し、またその敷地内に戻す…といった内容の現場でした。移植の際には一度根切りをしておき、新しい根が出てきたタイミングで移植するとの事。元の樹形をなるべく保つように留意しながら、根巻きと仮植えを行います。
仮植えの際、‘掘りやすいように植える’というのが大切なポイントとなって参ります。1年後にはまた掘らなければなりませんので、普通の高さよりも気持ちばかり高く植えるように致します。掘り取り後の移植も、慎重かつ迅速に作業を進めて参ります。

建設用地に生えていた枝垂桜とヤマモミジを掘り取り、建設後戻すとのことで、移植する事になりました。

年末の忙しい時期でしたが、工期も短いこともあり急いで移植をしました。


1年後に戻すので、それまでは仮植えをして樹勢を保つようにしておきます。

見てわかる通り樹形もなるべく変えないようにして、運搬してきました。

多少枯れ枝など出ましたが、移植前に軽く剪定をしてまた掘り取りをします。写真は剪定済の写真です。

1年前に根巻をして移植しましたが、もう一度根巻をして運搬します。

25tクレーンでトラックに積み込んでいきます。

枝を折らないように慎重に枝折って結束し道路にはみ出ないようにトラックに積み込みます。


現地ではタワークレーンで吊り上げ、植栽します。ちなみに重量は約8tありました。

高さと立て込みを確認しながら植え付けて行きます。

植付が終わりました。