例年、仙台門松は11月上旬に土台を作り始め、12月10日を過ぎた頃にしめ縄を手がけ始めます。今回の製作は、新入社員と共に手がけた作業の一つでもあります。
しめ縄は、一番最初に‘ケンダイ’と呼ばれる部分の中心から作って参ります。と申しますのも…ここで使用する藁は、真っ直ぐで綺麗な藁でないと使用することが出来ません。藁選びを慎重に…真っ直ぐな物の中からさらに真っ直ぐな物を選んで参ります。
縄の部分は左側から編み進め、左が仕上がった後右側も編み上げて行きます。縄を編む際は、30本程度の藁一掴みをばらけないように挿して捻りながら編み進めて参ります。左右の太さ・長さを確認しながら似たように仕上げなくてはなりませんので、大変です。