東日本大震災の翌年、代表が敷地の全面改修を思いつき10年計画・毎年1月に、少しずつ改修工事する……その取組の一つが、敷地に続く「畑の石積み」でした。この畑の石積みに使用している石は、震災後の庭の解体現場から出た庭石を使用しています。
高さ約2m・長さは約20m、手前から奥へ行くにかけて低い石積みになっていきます。着工前は法面に木が植えられている状態で、畑へ登る道も急で登りづらい坂になっていました。石積みと法面に植えられていた樹木を植栽し、石積み前に土留に使用していた古電柱を階段に再利用することで、坂も登りやすく、すっきりとした印象に仕上がりました。